若手研究:「研究略歴」の書き方

若手研究とは言葉の通り若い研究者が一人で行う研究を対象とした研究種目です。
若手研究にはS・A・Bという区分があり、年齢や研究経費の金額で決められています。
例えば若手研究A・Bの場合、平成29年4月1日現在で39歳以下の研究者(昭和52年4月2日以降に生まれた者)でないと応募出来ません。
応募出来る年齢制限があるため、研究実績の多いベテラン研究者と争わなくてすむため、
若手であればなるべくこちらに応募することをオススメしています。
ただし、研究の性格上、どうしても研究分担者がいないと成り立たない研究は、若手研究には応募出来ないので注意が必要です。
また、平成22年度から若手研究の受給回数に制限がかかりました。若手研究S・A・Bいずれかにおいて、受給回数は2回までです。
若手枠で実績積んだんだからあとはベテランに紛れてガンバリなさい。とこういう理由ですかね。
もっと若い子にどんどんチャンスをあげないといけないっていうコトでしょうね。
続きを読む
posted by もとじむ at 2016年10月19日 last update | 研究計画調書 各項目の解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「研究経費の妥当性・必要性」の書き方

この欄はよく「なんでこんな欄があるの?」「研究経費で細かく書いているんだから必要に決まってる。それをどう説明するの?」etc...
何をどう書いていいのか、サッパリわからない!と聞かれることがしばしばありました。
以前、科研費では「海外渡航旅費が研究経費の40%を超えてはいけない」とか、
「設備備品の購入費を与えるんじゃないんだから設備だけで9割り超えちゃだめ」とかいうルールがあったんですよ。
でも、研究によっては文科省や審査員である他の研究者の常識とは全く異なる研究があるかもしれず、
「どうしてもこの経費配分で研究が成り立たないんだ!」という声が寄せられたんだと思います。

また、国の補助金ですから、既にある研究環境は大いに利用し、それ以外に必要な物を経費として請求するのが望ましいというスタンスです。
他の研究費や学内に常設してある設備を活用しつつ、消耗品や旅費などだけを科研費で請求するケースはよくありますが、
逆に「消耗品は現在持っている物を使えるんだ!(or必要ないんだ!)だから設備費の割合が多くなるのだ!」と言われる場合もあるわけです。
なので、請求する研究費が必要経費であり、妥当な経費であることを言葉で説明する欄が設けられたのだと思われます。
誰が見てもごくごく一般的な経費請求をしている場合は、あんまり深く考えなくてもいいと思います。
続きを読む
posted by もとじむ at 2016年10月13日 last update | 研究計画調書 各項目の解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「研究計画と研究進捗評価を受けた研究課題の関連性」の書き方

この欄を書かなければならない人は非常に少ないと思います。
まず、過去に採択された科研費の研究課題のうち「特別推進研究」「基盤研究(S)」が対象です。
これらの研究課題に応募、採択されたことのない方は関係ありません。
研究進捗評価は、対象となる研究課題の進捗状況を把握し、当該研究のその後の発展に資することを目的に、
研究期間の最終年度前年度(研究期間3年の研究課題はその最終年度)に実施するものです。
その研究進捗評価を受けたことがある方は、この欄に記入する可能性があります。
続きを読む
posted by もとじむ at 2016年10月11日 last update | 研究計画調書 各項目の解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする