「本研究の着想に至った経緯など」の書き方

研究計画調書は「研究目的」欄が最も重要で、この中で、研究の置かれている背景や応募課題の特徴を訴えかけます。
そして、その目的欄で述べたことを具体的にどうするか、研究の中身を説明するのが研究計画欄でした。
平成30年度の公募分から、研究目的、研究計画欄を二つにまとめ、その中から公募研究を発想に至った経緯や、
これまでの研究活動、準備状況など、研究の背景を説明する欄が別立てになりました。
研究の目的、方法などを述べた上で、その目的、方法をより確からしく肉付けするためのページといったところです。
自分のアイデア、それにまつわるこれまでに公表されている「他人の研究成果」、これまでの自分の研究活動の内容、準備状況と実行可能性と、
前のページまでに述べてきた、研究目的や方法が実行できるかどうかを判断してもらう材料になるのがこのページです。続きを読む
posted by もとじむ at 2017年10月04日 last update | 研究計画調書 各項目の解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「研究計画最終年度前年度の応募を行う場合の記入事項」の書き方

科研費では、限られた財源で多くの優れた研究者を支援すること、応募件数の増加により適正な審査の運営に支障を来さないようにすることなどを考慮し、重複応募を制限するルールが設けられています。
このような制限がない場合、数うちゃ当たるとばかりに同じ研究課題を全ての研究種目で応募する人も出てきます。
事務的にも非常に非効率ですし、場合によっては同じ研究課題が複数の研究種目で採択されるなどということが発生してくるからです。

ただし、その重複応募の制限にも特例があります
それが、特別推進研究、基盤研究、若手研究にある「研究計画最終年度前年度の応募」です。
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posted by もとじむ at 2017年10月03日 last update | 研究計画調書 各項目の解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「研究目的、研究方法など」の書き方

ここからは科研費の研究計画調書の各項目に、何をどう書くのか、「基盤研究(C)」をベースに説明していきます。
まず最初は、研究計画調書の要の要ともいえる、「研究目的、研究方法など」欄です。
こちらは「最も重要なのは研究の背景をどう書くか。」にも書いたように自分の応募課題に興味を持ってもらえるかどうかの鍵になる導入部分です。
研究計画調書は、「タイトル」→「研究内容」という流れで審査員の興味をひくことがもっとも大事で、
その後の研究方法や業績などは、実際にそれを実現出来るかどうかの裏付けを確認する欄といえると思います。
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posted by もとじむ at 2017年09月29日 last update | 研究計画調書 各項目の解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする