「研究費の応募・受入等の状況 」の書き方

科研費の応募書類に「研究費の応募・受入等の状況・エフォート」という記入欄ができてから10年くらいが経過しました。
この欄にもそろそろ慣れてきた頃かなということで、平成30年度よりまたいろいろ変わってきました。

平成29年度まで、科研費の審査は原則的に2段階審査でした。
第1段審査を通過すると、今度は第1段審査の評価を基に総合的な調整を行う「第2段審査」が行われます。
研究費の応募・受入等の状況 」はこの第2段審査で審査資料として使われるページでした。

平成30年度より、審査方法が研究種目ごとに変わっているため、細かなことは追々書いて行ければいいなと思いますが、
審査方法が変わろうと変わらなかろうとこの項目が作られた趣旨は、同じです。
「研究資金の不合理な重複や過度の集中にならず、研究課題が十分に遂行し得るかどうか」を判断する際に参照する項目です。

このページは「研究計画はよく書けているし、学術的価値がある研究」と一定の評価をされた研究が通る次の関門

他に多くの仕事や研究を抱えている場合、採択されても研究する時間を作れるとは思えなかったりします。
また、まれに似た様な内容の研究をあちこちの省庁の補助金に応募して、お金を二重三重に貰おうとしている不埒なかたがおられるのです。
著名な先生になると「研究分担者になって!」という頼みを安易に引き受けてしまい、
気がつけば、現在進行中の研究を大量に抱えていたりすることも。

研究費の応募・受入等の状況・エフォート」は、応募者の置かれている研究環境や、
応募研究を遂行し学術成果を出せる状況にあるかどうかを判断する材料として使われます。
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posted by もとじむ at 2017年10月14日 last update | 研究計画調書 各項目の解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「旅費等の明細:人件費・謝金、その他」の書き方

「研究経費の明細」欄は、ウェブページから入力する項目となりました。まずはじめに設備・備品、消耗品などの物品の購入に当たるモノを入力し、その後に物品に当たらない物、旅費や役務にあたるものを入力して行きます。
「国内旅費」「外国旅費」「人件費・謝金」「その他」の4つの項目に分けて、
どんなことに研究費を使うのかを具体的に記入していきます。。

前のページで「国内旅費」「外国旅費」の書き方等を一通り触れましたので、
ここでは残りの人件費、謝金及びその他の経費についてを説明します。

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posted by もとじむ at 2017年10月13日 last update | 研究計画調書 各項目の解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「国内旅費、外国旅費」の書き方

「研究経費の明細」欄は、ウェブページから入力する項目となりました。まずはじめに設備・備品、消耗品などの物品の購入に当たるモノを入力し、その後に物品に当たらない物、旅費や役務にあたるものを入力して行きます。
「国内旅費」「外国旅費」「人件費・謝金」「その他」の4つの項目に分けて、
どんなことに研究費を使うのかを具体的に記入していきます。

ここではまず「国内旅費」「外国旅費」の書き方を簡単に説明します。


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posted by もとじむ at 2017年10月12日 last update | 研究計画調書 各項目の解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする