4月に内定通知が来なかったら。追加内定というボーナスチャンスも。

平成31年度の科研費採択が決まった方は、交付申請書を作成し研究を開始している頃でしょうか。
GW前のとある日に元職場に用事があって行きましたところ、交付申請書の事務にわたわたしており、
「手伝って行きませんか?」なんて言われたくらいでした。
相変わらず、科研費の採択が順調に増えているようでうれしい限りです。

さすがに部外者ですので書類を拝見するわけにも行きませんが、去年知人のつてで計画調書のチェックを
お願いされた某大学の先生も無事通られたそうで、まずはほっと一息つきました。

今回の採択からもれた方は頭を切り換えて、来年の応募に向けて書類をブラッシュアップしてみてはどうでしょう。
また、確率はそれほど高くはありませんが、去年申請した研究計画もまだチャンスは少し残っております。

続きを読む


posted by もとじむ at 2019年04月12日 last update | 採択された後に必要なこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

交付内定通知が届いたら:交付申請書・交付請求書の作成と提出

以前は科研費も特別推進研究、基盤研究(S)など、交付金額が大きく、採択件数が少ないものから
採択課題が決定していきましたが、近年はほとんどの研究種目で4月1日付で内定が通知が届きます。
特に去年の秋、初めて科研費に応募した先生にはどきどきの瞬間ですね。

科研費は応募件数が非常に多いため、交付申請も所属研究機関ごとにとりまとめが必要でしたが、
採択通知も課題ごとではなく、所属の研究機関の代表者宛でまとめて通知がやってきます。
それも採択された課題のみが掲載された一覧表がぺらり。載ってない課題は不採択ということです。

応募の時に「不採択だった場合、自分の評価を知りたいですか?」と審査結果の開示を希望することができましたが、
採択通知が送られてくる時にはこれは届きません。
この結果の開示はほんとに忘れた頃に届きます。(事務担当者もたいがい忘れてます。)

「採択通知がきた!研究開始だ!」 いえいえ、そうは問屋がおろさないのが公的資金です。
通知が届いたら「研究資金の交付を受けさせていただきます。」って改めて手を上げないといけないのです。
採択通知と同時にお金もついてくるわけではないのです。

採択通知が届き、研究をやるぞ!という意思があった場合、交付申請書という書類を作成せねばなりません。
交付申請書を提出し、その申請が認められたところで、初めて交付が決定するというのが正式な流れです。
続きを読む
posted by もとじむ at 2018年04月02日 last update | 採択された後に必要なこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

科研費の「基金化」について

平成23年度予算より研究費の複数年度使用を可能にするため、科研費の「基金化」が導入されました。

これって一体何が変わるわけ?と思われたことでしょう。
簡単に言うと補助金としてもらうよりも少しお金の使い勝手が良くなりました。
科研費の多くの研究課題は複数年に渡って研究を行っていく物ですが、補助金として予算が執行される場合、
常に1年ごとにお金を区切って使わなければなりません。

しかし、研究というのは4月1日から初めて、3月31日にきっちりと計画通りできる物ではありません。
研究計画調書を書いている段階では想定し得ないほどに順調に成果が出てくることもあるでしょうし、また逆もしかり。

そして、そうしたときに研究資金面で研究が滞ったりすることがないように、柔軟に対応しようと始まったのが基金化です。
これにより、年度にとらわれずに研究費の使用ができるよう日本学術振興会に基金が創られました。
基金化した科研費では複数年間の研究期間全体を通じた研究費が確保されているため、研究費を柔軟に使うことができます。
続きを読む
posted by もとじむ at 2015年09月13日 last update | 採択された後に必要なこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。