採択通知が届くまであと1ヶ月!楽しみですね。

長いことサイトを放置しておりましたが、そろそろ先生方の手元に採択通知が届くなぁ(正式には研究機関宛に届きます。)と
久しぶりに書き込みをしてみたくなりました。
初めて採択された方は採択通知が届いたところで「さあ!研究費が下りたぞ!」と喜ばれることでしょうが、
いえいえ、そうは問屋がおろさないのが公的資金です。
採択通知=研究開始ではなくて、通知が届いたら「研究資金の交付を受けさせていただきます。」って
改めて手を上げないといけないのでありますよ。そうしないとおかねもらえません。

まあ、企業との受託研究だって、両者で内容を議論したうえで契約書を交わすわけですから、
国から交付される公的資金もそういった手続きが必要になるのは当たり前といえば当たり前です。

ちなみに科研費は申請が簡単なほうです。公的資金でも資金によってはすごいめんどくさい契約書を交わすこともあります。
さらにそういう補助金は申請の時からえらい細かいですし、研究の途中で変更事項があろうものなら、
その訂正もしちめんどくさかったりします。
大変なんですよ。経産省とかからむと。
(公益な教育機関向けとちがって、営利企業むけの補助金が基本の官庁だから当たり前なのでしょう。)

そういうのを見ていると科研費は研究者の立場に寄り添った補助金だよなぁとしみじみする反面、
税金とか微妙なところの扱いが事務なかせ(学校泣かせ)です。
いつかそのあたりのことも書いてみたいなと思っています。

さて、採択後の流れは採択通知が届いたところで所属研究機関の担当者の方から説明があるとおもいますが、
それらの事務的なことを3月中になんとか記事に書きたいと思います。

電子メールがまだ学内で行き届いてないときは、採択通知が事務担当に届いたところで、
採択通知を一人ひとりの情報ごとにコピーして(ほかの先生の情報は目隠しするのが大変だった。)
それを採択された先生に手続きのやり方とともに学内便で送っていました。

今思えば、どうせ採択結果は公表されるのだからそんなことする必要なかったんですけど、
なんか隠さないとだめだと思い込んで面倒なことやってましたねぇ。

そしてメールが普及してからはそれらの書類の準備をする前に全教員宛にメーリングリストで
速報をだしてました。メルマガみたいな感じで。

うれしい情報は早く知りたかろう!と思ったのです。

各研究種目ごとに採択された課題と教員名だけを抜き出してずらーーーっと情報を打ち込んで、
「ことし通ったのは次の課題です。」と。
そうするとうれしさのあまり事務室に駆けつけてくる先生とかおられましたよ。
そういう先生とともに喜びを分かち合ったものです。

ただ、この時点で採択されなかったらそれで不採択決定ではないのが面白いところ。

「この条件をのむなら採択してやろう」とお国が通知をだしてくるわけですが、
「いや、その条件だったらやりません」っていう先生も中にはいるんですね。

また、よんどころのない事情で受けられないかたもおられるわけで。

だからあとで補欠合格じゃないけど、追加採択があるんですよ。

申請書の書き方で「普通」から脱却して「どちらかといえばよい」の評価を目指しましょう!と書きましたが、
こういうとき、ぎりぎりの評価をもらった人が浮上するのです。

追加採択の場合、通知が来るのが数ヶ月遅いので研究期間は短くなりますが、
一度落ちたとあきらめた分だけ、再浮上の喜びはいかんともしがたいものがあります。

そうですね。次回は採択通知から交付申請書の提出についてを書かせていただきます。



posted by もとじむ at 2018年03月02日 last update | 留意事項やお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする